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漢字テストが変わる?「書き順・止め・はね」自由になる

文化庁が多様な漢字の形になるように、漢字の書き順や止め・はねは自由になると発表した。


参考文献
はねても、とめても正解…漢字の細かい違い許容 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
 
 文化庁の文化審議会漢字小委員会は9日、漢字の手書き文字について、「はねる」「とめる」など細かい違いで正誤はなく、多様な漢字の形が認められていることを説明する指針案をまとめた。
 

手書き漢字の文字の字形例

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上記写真のように、以前から常用漢字は「はね」「とめ」「点の向き」などの違いは、人によって正しいと考える字形が違うことがわかっていた。
そのため、漢字の様々な書き方や細かい違いは許容されていたと説明した。

 

 

 

小学漢字 1006字の正しい書き方

小学漢字 1006字の正しい書き方

 

 

 

 

そもそも漢字は自体で判断されている

文字の骨組みのことを「字体」といいます。
以下の3つが異なった漢字であると判別できるのは、それぞれの字に点画の数や構成などに関する別々の骨組みがあるのを知っているからです。簡単に言うと、類似の文字を判別するための特徴を知っているからです。
 
 

小学校や中学校の国語の授業やテストが変わる

上記のように今後はより手書き漢字の書き順や止め・はねについては許容されるため、今後は国語のテストに使用されている「漢字テスト」も寛容になる可能性がでてきたとされている。
 
また漢字検定(漢検)の必要性についても議論の余地がありそうだ。
 

許容になったのはSNSが原因?

近年、TwitterなどのSNSを通じて子供の漢字テストを投稿して、先生の止め・はねが厳しいなどと訴える親が増えたことも、今回の許容につながっているのではないかと考えられるが元々、漢字の書き順や止め・はねは問題視していなかったと文化庁が、行き過ぎた学校教育に歯止めを利かしたとも捉えることができる。
 

最後に

私も書き順や止め・はねを意識して漢字を書いたことが無いのでこれはありがたいですね。
元々、文化庁は書き順や止め・はねを問題視してなかったみたいだし、じゃあこれまでの書き順テストとかなんだったの…?と議論がうまれました。
 
てか、もう漢検いらないですね。
 

 

 

 

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