我流伝

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小説ならこれ!井上夢人のおすすめ小説5選を紹介する

皆さんは"井上夢人"を知ってるだろうか?
"岡嶋二人"のペンネームなら知ってる方もいるだろう。

井上夢人さんはSFやホラーミステリーなどを主に書いている小説家だ。

そこで今回はそんな"井上夢人"のおすすめ小説5選を紹介します。


the TEAM(井上夢人)

the TEAM(ザ・チーム) (集英社文庫)

the TEAM(ザ・チーム) (集英社文庫)


黒いサングラスをかけた派手な衣装のおばさん。この人こそ、今をときめく、霊導師・能城あや子。テレビ番組の人気コーナーを持ち、個別の相談は30分8万円にもかかわらず、5カ月待ちという盛況ぶり。悩みをぴたっと言い当て、さらに奥深くにある真実を探り当てる。恐るべし霊視の力…ではなく、実は彼女のバックには、最強、最高の調査チームがついていたのだ。弱きを救い、悪を討つ。爽快・痛快連作短編集。

2012年に啓文堂書店「文庫大賞」に選ばれるなど、知る人ぞ知る有名な作品です。
ストーリーは8つの章になっておりそれぞれ1章完結なストーリーなので読みやすい作品なのです。
井上夢人を知る1作品目にはとてもおすすめの小説です!


プラスティック(井上夢人)

プラスティック (講談社文庫)

プラスティック (講談社文庫)


54個の文書ファイルが収められたフロッピィがある。冒頭の文書に記録されていたのは、出張中の夫の帰りを待つ間に奇妙な出来事に遭遇した主婦・向井洵子が書きこんだ日記だった。その日記こそが、アイデンティティーをきしませ崩壊させる導火線となる!謎が謎を呼ぶ深遠な井上ワールドの傑作ミステリー。

なぜこんな素晴らしいミステリー小説が映画化にならない!!!と声を大にして言いたい作品ですが、映画化出来ない理由がこの小説を読み終えたら分かる。
とにかくミステリー好きにはこれほど優れたミステリー作品は無いのでは?と言いたくなる作品です。
井上夢人ワールドが炸裂しているので大変おすすめの小説です!

ラバー・ソウル(井上夢人)

ラバー・ソウル (講談社文庫)

ラバー・ソウル (講談社文庫)


幼い頃から友だちがいたことはなかった。両親からも顔をそむけられていた。36年間女性にも無縁だった。何度も自殺を試みた―そんな鈴木誠と社会の唯一の繋がりは、洋楽専門誌でのマニアをも唸らせるビートルズ評論だった。その撮影で、鈴木は美しきモデル、美縞絵里と出会う。心が震える、衝撃のサスペンス。
ただただ面白い!
読み出したら止まらないし、ラストには大どんでん返しが待っている?
読んだら井上夢人マジックに絶対にハマってしまいます!
ミステリー作品好きには絶対におすすめの小説です!


魔法使いの弟子たち

魔法使いの弟子たち (上) (講談社文庫)

魔法使いの弟子たち (上) (講談社文庫)


「一気に最後まで読んでしまった! これぞリアルの中のファンタジー!」真島ヒロ氏もこう絶賛した傑作長編。山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。生還者のウィルスから有効なワクチンが作られ拡大を防ぐが、発生当初の“竜脳炎”感染者で意識が戻ったのは、三名だけだった。その中の一人で、週刊誌記者として取材にきて感染した仲屋京介は、落合めぐみ、興津繁というほかの二人の生還者とともに病院内での隔離生活を続ける。そのうち、彼ら三名は、「後遺症」として不思議な能力を身につけていることに気づき始める。SFであり、ミステリであり、そしてアクション大作でもある壮大なる井上ワールド、驚愕の終末―。

帯は漫画化である「真島ヒロ先生」が書き下ろしたこの作品。
いま話題の新興ウィルスが蔓延してしまいパニックが起きてしまうSFファンタジーといった作品です。
驚きのラストが待っているので読了後の再読不可避です!
SF・ファンタジー好きにはおすすめの小説です!


風が吹いたら桶屋が儲かる

風が吹いたら桶屋がもうかる

風が吹いたら桶屋がもうかる


牛丼屋でアルバイトをするシュンペイにはフリーターのヨーノスケと、パチプロ並の腕を持つイッカクという同居人がいる。ヨーノスケはまだ開発途上だが超能力者である。その噂を聞きつけ、なぜか美女たちが次々と事件解決の相談に訪れる。ミステリ小説ファンのイッカクの論理的な推理をしり目に、ヨーノスケの能力は、鮮やかにしかも意外な真相を導き出す。

SFなのか?ミステリーなのか?
いいえ!この作品はコメディーです!
同じシチュエーションにお決まりの同じ台詞。
とにかく読みやすい!そして面白い!
中学生や高校生にも読みやすい作品だと思うのでおすすめです!


最後に

個人的には「風が吹いたら桶屋が儲かる」が大好きです!
井上夢人先生の小説はミステリー要素がとても強い作品が多いので、ミステリー好きな方はこの機会に是非、井上夢人先生の作品を読んでみてはいかがでしょうか!

風が吹いたら桶屋がもうかる

風が吹いたら桶屋がもうかる