壇蜜の小説家デビュー作品「光ラズノナヨ竹」を読んだ感想
壇蜜のデビュー小説作品
「光ラズノナヨ竹」のあらすじ・感想記事になります。
※ネタバレを含みますのでご注意下さい。
光ラズノナヨ竹
- 作者: 壇蜜
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/06/10
- メディア: Kindle版
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「光ラズノナヨ竹」のあらすじ
壇蜜、小説家デビュー作! ガールズバーで働いて貯めたお金を、付き合っていた男にごっそり盗まれた大学4年生の私。 卒論を書くパソコンを買うため、源氏名「サクヤ」として時給4500円の「おっぱいパブ」で働くことに。 入店から2ヶ月たったある日、サクヤは客として来た男と衝撃の再会を果たす・・・。 「竹取物語」をモチーフに描かれた、誰にもみつけてもらえなかったお姫様のお話。
「光ラズノナヨ竹」の感想(ネタバレを含みます)
電子書籍でセール中だったため、Kindleで100円で購入できました。
壇蜜が好きで100円だったら満足できる短編小説だと思います。
個人的にはあくまでもブログネタの一つとして購入しましたが、予想をはるかにこえて楽しめました。光ラズノナヨ竹は、竹取物語がモチーフになっていて、なおかつ短編小説なのでとても読みやすいと思います。
題材も題材なので、官能的な表現があるのかと思いきや全くありませんので、性的表現が苦手だったりする人にも安心です。
主人公と壇蜜を重ね合わせて読んでみたりするとまた別の見方もできてとても面白いと思いました。
読者の声(ネタバレ含みます)
壇蜜さんが小説デビューとのこと。電子書籍で16日までは100円です。試し読みして冒頭の「(ないわ・・・・・・)」に衝撃を受け、Koboで購入。素晴らしかった。頭のいい方だと思っていたけれど、美しい上に小説まで書けるとは。まいった。 https://t.co/8SRmq554g1
— BirdWing (外岡 浩) (@BirdWing09) 2016年6月10日
『光ラズノナヨ竹』:電子書籍の形態として考えると、この小説は雑誌「オール讀物」に掲載された短編だけれど、200円で電子書籍化はアリだと感じた。紙の本では不可能。壇蜜さんが書いた付加価値があるからかもしれないが、自動販売機で缶コーヒーを買って飲むより充実した時間を過ごせた気がする。
— BirdWing (外岡 浩) (@BirdWing09) 2016年6月10日
最後に
短編小説だから普段全く本を読まない人でもスラスラ読めると思いますし、官能小説ではないのでコソコソ購入する必要もないのでおすすめです!
- 作者: 壇蜜
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/06/10
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